沖方丁「マルドゥック」シリーズ読む順番

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マルドゥックシリーズ読む順番は?

沖方丁さんの小説『マルドゥック・スクランブル』シリーズ読む順番まとめ。

マルドゥックシリーズ読む順番(刊行順)

マルドゥック・スクランブル
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気

マルドゥック・ヴェロシティ

マルドゥック・ヴェロシティ1
マルドゥック・ヴェロシティ2
マルドゥック・ヴェロシティ3

マルドゥック・アノニマス
マルドゥック・アノニマス1
マルドゥック・アノニマス2
マルドゥック・アノニマス3
マルドゥック・アノニマス4
マルドゥック・アノニマス5
マルドゥック・アノニマス6
マルドゥック・アノニマス7
マルドゥック・アノニマス8
マルドゥック・アノニマス9
マルドゥック・アノニマス10

刊行順だとスクランブル→ヴェロシティ→アノニマスの順です。

時系列順だとヴェロシティ→スクランブル→アノニマスの順になります。

最新刊は『マルドゥック・アノニマス10』。

2025年5月26日発売。

マルドゥック・スクランブルあらすじは?

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression

賭博師シェルの奸計により、少女娼婦バロットは爆炎にのまれた。瀕死の彼女を救ったのは、委任事件担当官にして万能兵器のネズミ、ウフコックだった。法的に禁止された科学技術の使用が許可されるスクランブル−09。この緊急法令で蘇ったバロットはシェルの犯罪を追うが、そこに敵の担当官ボイルドが立ち塞がる。それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした男だった。

マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion

少女は戦うことを選択した。人工皮膚をまとい、高度な電子干渉能力を得て再生したバロットにとって、ボイルドが放った5人の襲撃者も敵ではなかった。ウフコックが変身した銃を手に、驚異的な空間認識力と正確無比な射撃で、次々に相手を仕留めていくバロット。
しかしその表情には強大な力への陶酔があった。やがて濫用されたウフコックが彼女の手から乖離した刹那、ボイルドの圧倒的な銃撃が眼前に迫る。

マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気

それでも、この世界で生きる。バロットは壮絶な闘いを経て、科学技術発祥の地“楽園”を訪れ、シェルの犯罪を裏付けるデータが、カジノに保管された4つの100万ドルチップ内にあることを知る。チップを合法的に入手すべく、ポーカー、ルーレットを制してゆくバロット。ウフコックの奪還を渇望するボイルドという虚無が迫るなか、彼女は自らの存在証明をかけて、最後の勝負ブラックジャックに挑む。喪失と再生の完結篇。

マルドゥック・ヴェロシティ1

戦地において友軍への誤爆という罪を犯した男――ディムズデイル=ボイルド。肉体改造のため軍研究所に収容された彼は、約束の地への墜落のビジョンに苛まれていた。そんなボイルドを救済したのは、知能を持つ万能兵器にして、無垢の良心たるネズミ・ウフコックだった。だが、やがて戦争は終結、彼らを“廃棄”するための部隊が研究所に迫っていた……『マルドゥック・スクランブル』以前を描く、虚無と良心の訣別の物語。

マルドゥック・ヴェロシティ2

廃棄処分を免れたボイルドとウフコックは、“三博士”のひとりクリストファー教授の指揮の下、9名の仲間とともにマルドゥック市へ向かう。大規模な再開発計画を争点にした市長選に揺れる街で、新たな証人保護システム「マルドゥック・スクランブル-09」の任務に従事するボイルドとウフコックたち。だが、都市政財界・法曹界までを巻き込む巨大な陰謀のなか、彼らを待ち受けていたのはあまりにも凄絶な運命だった――

マルドゥック・ヴェロシティ3

都市を支配する勢力の抗争に端を発した拷問殺人の背後には、闇の軍属カトル・カールの存在があった。ボイルドらの熾烈な戦いと捜査により保護拘束された娘、ナタリアの証言が明らかにしたのは、労組対立を利用して権力拡大を狙うオクトーバー一族の影だった。ついに牙を剥いた都市システムにより、次々と命を落としていく09メンバーたち。そしてボイルドもまた、大いなる虚無へと加速しつつあった――暗黒と失墜の完結篇

マルドゥック・アノニマス1

『マルドゥック・スクランブル』から2年――自らの人生を取り戻したバロットは勉学の道に進み、ウフコックは新たなパートナーのロックらと事件解決の日々を送っていた。そんなイースターズ・オフィスに、馴染みの弁護士サムから企業の内部告発者ケネス・C・Oの保護依頼が持ち込まれた。調査に向かったウフコックとロックは都市の新勢力〈クインテット〉と遭遇する。それは悪徳と死者をめぐる最後の遍歴の始まりだった。『スクランブル』から数年後、ウフコックはいかにして死んだのか――街の新たな勢力と正義を求める良心の最後の戦いが始まる。

マルドゥック・アノニマス2

企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追うなかで、ウフコックはパートナーのロックと弁護士サムを〈クインテット〉により惨殺された。保護証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立より調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。

マルドゥック・アノニマス3

都市の新勢力〈クインテット〉に対抗するため、“善の勢力”を集め始めたウフコック。両者が全面対決する日が刻一刻と迫っていた……。

マルドゥック・アノニマス4

ガス室に閉じ込められたウフコックの前に現れたのは、経緯を知るはずのないバロットだった。事件は二人の物語として再び動き出す

マルドゥック・アノニマス5

ウフコックを探すには、まずはハンターを知る必要がある――そう考えて〈楽園〉を再訪したバロットは、ハンターとオクトーバー一族の意外な過去に辿り着く。〈クインテット〉の結成以前に、彼に何があったのか? 引き続き捜索と調査を行う一方でバロットは、ストリートでの過酷な経験を経て、エンハンサーとなった少女アビーを家族に迎える準備を進めていた。かつての自分のように、信頼できる相手を求める少女を救うために。

マルドゥック アノニマス 6

二十歳の誕生日を控え、声帯再生手術を受けたバロットは六年ぶりに声を取り戻す。人生の新しい始まり──その記念スべき日に祝福と面会の要求を告げたのは、ウフコックを拘禁し続けるハンターだった。ハンター=シザースと考えた根拠を知りたがっている。そう考察したバロットは、交渉でウフコックの居場所をわずかでも掴むべく、フラワー法律事務所を訪ねる。互いの目的を隠したまま、二度目の対話が始まろうとしていた。

マルドゥック・アノニマス7

ついにバロットとの再会を果たしたウフコックであったが、新たな潜入捜査へと向かう。一方、眠り続けるハンターが目にしたのは?

マルドゥック・アノニマス8

オクトーバー社への集団薬害訴訟が開始、ハンターが市議会議員選に出馬する中、マルセル島の抗争がマルドゥック市全域を揺るがす。

マルドゥック・アノニマス9

〈クインテット〉と袂を分かち、〈イースタ ーズ・オフィス〉に身を寄せたシルヴィア。 〈シザース〉を加えた三つ巴の争いの行方。

マルドゥック・アノニマス10

イースターズ・オフィスの保護証人となったシルヴィアが殺害された。バロットとハンターはそれぞれの立場から犯人を追うが――。