濱嘉之 「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ読む順番【禁書の解錠】

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警視庁公安部・片野坂彰シリーズ読む順番は?

濱嘉之 さんの小説『警視庁公安部・片野坂彰』シリーズ読む順番まとめ。

警視庁公安部・片野坂彰シリーズ読む順番
①警視庁公安部・片野坂彰 国境の銃弾
②警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破
③警視庁公安部・片野坂彰 紅旗の陰謀
④警視庁公安部・片野坂彰 群狼の海域
⑤警視庁公安部・片野坂彰 天空の魔手
⑥警視庁公安部・片野坂彰 伏蛇の闇網
⑦警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠

最新刊は『警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠』。

2025年12月3日発売。

警視庁公安部・片野坂彰シリーズあらすじは?

①警視庁公安部・片野坂彰 国境の銃弾

リアル公安小説の新シリーズ始動!
この男、天才か、変人か? 若き国際派公安マンが日本を守る!

「この国に真の諜報組織をつくれ!」。
警視庁公安部長の密命を受けた、国際派の若きキャリア公安マン片野坂彰。
最強の先輩情報官と、音大出身で三か国語を操る女性捜査官を相棒に、特捜チームが始動する。

最初の事件は、国境を望む対馬。
一撃で三人を殺した黒幕は――。

大人気の青山望シリーズに続く、公安小説の最先端!

②警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破

中国マフィアと中東過激派の悪の連携に挑む、片野坂彰ら警視庁公安部
日本の新動脈を守れ!

世界遺産カッパドキアで、日本人男女の誘拐事件が発生!
しかも一人は現役外務省職員だった。
警視庁公安部付・片野坂彰率いる精鋭チームの捜査から、中東・中国・韓国を結ぶ恐るべき悪の連携が浮かび上がる。
そして国家を危機に陥れる陰謀が明らかに!
狙われた日本の「動脈」とは?

片野坂彰のチームが活躍する、書下ろし公安シリーズ第二弾!

③警視庁公安部・片野坂彰 紅旗の陰謀

パンデミックで脅かされる日本の食糧安保。
「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ第3弾!

新型コロナウイルスが蔓延する中、茨城で牛泥棒のベトナム人が斬殺された。
同じ頃、警視庁公安部付・片野坂彰は、チャイニーズマフィアの仕切る売春組織に注目。
片野坂率いる精鋭チームの調査により、中国政府の企てる陰謀に気付く。
やがてコロナに乗じた国家ぐるみの“食の簒奪”の全貌が明らかに。
書き下ろし公安シリーズ第3弾!

④警視庁公安部・片野坂彰 群狼の海域

地方公務員への国際結婚斡旋にロシアンマフィアが絡んでいる――。
警視庁公安部の片野坂彰率いる精鋭チームがさらに調査すると、日本の防衛情報が盗まれている危機が判明。
世界中に散り情報収集するメンバーらにロシア-中国連合が牙を剥く。やがて片野坂は決戦の場を日本海に定め……。
大人気書き下ろし公安シリーズ第4弾!

⑤警視庁公安部・片野坂彰 天空の魔手

中国による台湾侵攻への秘策あり!

地方のドローン競技大会や新進のゲームソフト会社を訪れた片野坂彰。
彼は中国による台湾侵攻への対抗策として、ある恐るべき構想を持っていた。
一方チームの面々は、ロシアの急所となる情報を入手すべく欧州に集結するが……。
激変する世界情勢のなか、日本を守る公安マンたちの活躍を描く大人気書き下ろしシリーズ第5弾!

⑥警視庁公安部・片野坂彰 伏蛇の闇網

日本に巣食う闇のネットワーク
中国公安の拠点(アジト)を壊滅させよ!

片野坂彰は、中国公安が京都に置く「海外派出所」が在日同胞を脅迫、
またマフィアと連携して大規模詐欺に関与しているという情報を得て、
単独捜査を開始した。一方、片野坂率いる精鋭チームは、
激変する国際情勢の中、日本に迫る危機を防ぐべく、
欧州、中国、中東で情報収集に奔走する。
大人気国際公安小説シリーズ、第6弾!

⑦警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠

物語の幕開けは、ドイツ・ミュンヘン。オクトーバーフェストでにぎわう街角で、EU域内の東京出先機関に籍を置く天才ハッカー・白澤と、警視庁公安部付特別捜査班を率いる片野坂彰が再会する。

ふたりの会話は、与党と宗教団体の微妙な関係、解散総選挙の思惑、都庁人事にまつわる噂など、政と官が交錯する現実味のある話題へと及ぶ。白澤自身の異動をめぐる動きも絡み、権力と警察組織の境界線のあいまいさが浮かび上がる。

一方、警視庁公安部では「チーム片野坂」がわずか5名という少数精鋭で多岐にわたる任務を抱え、片野坂自身が庶務までこなす過酷な状況に置かれていたことが問題視されていた。そんな折、白澤が極秘情報「i-SOONデータ」を奪取したことを明かす。

そこには、ロマンス投資詐欺や暗号資産を利用した国際的な詐欺ネットワークの実態が記されていた。中国人女性になりすましたグループが、1500台ものスマートフォンと「微信(ウィーチャット)」を駆使して偽のプロフィールを量産し、30~50代の女性を狙って資金を吸い上げていく。奪われた金は、半グレや国際犯罪組織の資金源として循環し、個人の被害にとどまらない社会的脅威へと拡大していく。

話は、政治家夫妻の選挙違反事件、宗教と政権の結びつき、中国経済の失速、暗号資産業界の崩壊などにも及ぶ。個々の詐欺事件が見えない糸でつながり、国家の基盤を静かに侵食していく様が、公安の視点から緻密に描かれていく。

政治、宗教、経済、そしてデジタル犯罪が複雑に絡み合う現代の闇に、公安の5人がどう挑むのか。スリリングで重厚な展開が待ち受ける、「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ第7弾。現代日本を照らし出すスケール感と、濃密な会話劇が堪能できる一冊。

天才ハッカー白澤が奪取した中国企業の未公開データ。それは共産党のサイバー犯罪と地方政府の腐敗を暴く現代の〝禁書〟だった。一方、限界を迎えた5人体制を刷新するため、片野坂は組織の拡大を決断。精鋭が集う新チームが、世界を欺く偽情報の源流に迫る。公安部シリーズでしか読めないインテリジェンス戦争、その最前線。