坂井希久子「ほかほか蕗ご飯」居酒屋ぜんやシリーズ読む順番【すみれ飴】

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居酒屋ぜんやシリーズ読む順番は?

坂井希久子さんの小説「ほかほか蕗ご飯」居酒屋ぜんやシリーズ読む順番まとめ。

居酒屋ぜんやシリーズ読む順番
①ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや
②ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや
③ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや
④さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや
⑤つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや
⑥あったかけんちん汁 居酒屋ぜんや
⑦さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや
⑧すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

現在8巻まで刊行されています。

最新刊は「すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや」。

2021年10月15日発売。

居酒屋ぜんやシリーズあらすじは?

①ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

家禄を継げない武家の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、それを生業とし家計を大きく支えている。ある日、上客の鶯がいなくなり途方に暮れていたときに暖簾をくぐった居酒屋で、美人女将・お妙の笑顔と素朴な絶品料理に一目惚れ。青菜のおひたし、里芋の煮ころばし、鯖の一夜干し……只次郎はお妙と料理に癒されながらも、一方で鶯を失くした罪責の念に悶々とするばかり。もはや、明日をも知れぬ身と嘆く只次郎が瀕した大厄災の意外な真相とは。美味しい料理と癒しに満ちた連作時代小説、新シリーズ開幕。

②ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや

寛政三年弥生。預かった鴬を美声に育てて生計を立てる、小禄旗本の次男坊・林只次郎は、その鴬たちの師匠役となる鴬・ルリオの後継のことで頭を悩ませていた。そんなある日、只次郎は、満開の桜の下で得意客である大店の主人たちと、一方的に憧れている居酒屋「ぜんや」の別嬪女将・お妙が作った花見弁当を囲み、至福のときを堪能する。しかし、あちこちからお妙に忍びよる男の影が心配で…。桜色の鯛茶漬け、鴨と葱の椀物、精進料理と、彩り豊かな料理が数々登場する傑作人情小説第二巻。

③ころころ手鞠ずし 居酒屋ぜんや

居酒屋「ぜんや」の馴染み客・升川屋喜兵衛の嫁・志乃が子を宿して、もう七月。「ぜんや」の女将・お妙は、喜兵衛から近ごろ嫁姑の関係がぎくしゃくしていると聞き、志乃を励ましにいくことになった。心配性の亭主に外出を止められ、姑には嫁いびりをされているとこぼしてしまう志乃だったが、お妙の特製手鞠ずしを食べて盛り上がり…。不安や迷いを抱えている人々も、お妙の心を込めた料理で笑顔になる。丁寧で美味しい料理と共に、人の心の機微を濃やかに描く傑作人情小説第三巻。

④さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや

林家では、只次郎の姪・お栄の桃の節句を祝うこととなった。故あってあまり会えずにいた祖父・柳井もぜひ宴にと、声をかけられる。孫娘の祝いの席に何か特別な土産をと張り切る柳井だったが、お栄の母である娘からは「贅沢なものは不要」と言われてしまった。困り果て、居酒屋「ぜんや」で女将のお妙に相談を持ちかけると…。一方、お妙の笑顔と料理にぞっこんの只次郎に恋敵が現れる。小さな悩みも大きな悲しみも、まずはお腹を満たしてから。酒と箸が止まらない!ゆったり嗜む傑作人情小説、第四巻。

⑤つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや

山王祭に賑わう江戸。神田花房町の居酒屋「ぜんや」の常連客たちも、
炎暑のなか祭りに心を躍らせていた。
出門を禁じられている武家人の只次郎は、屋敷で育てている鶯の調子を見ていたが、
甥の乙松が高熱にうなされ、町人に扮して急ぎ医者を呼びに走ることに。
帰り道「ぜんや」に寄ると、女将のお妙に変装を笑われながらも、
“食欲がないときにいいもの”を手渡され……。
一方、お妙は夢の中で亡き夫・善助との思い出を蘇らせる。
体に良い旬の植物・食材の知恵が詰まった、美味しい傑作人情小説第五巻。

⑥あったかけんちん汁 居酒屋ぜんや

居酒屋「ぜんや」の女将・お妙は、亡き夫・善助の過去について新たな疑念にとらわれ、眠れない夜が続いていた。そんななか、店の常連客である菱屋のご隠居の炉開きで、懐石料理を頼まれる。幼い頃に茶の湯を習っていたお妙は、苦い思い出を蘇らせながらも、客をおもてなししたいというご隠居の想いを汲んで料理に腕をふるう。湯葉の擂りながし、かますの昆布締め、牡蛎の松前焼き…つらい時こそ、美味しいものを食べて笑って。「ぜんや」がつなぐ優しい絆に心あたたまる、傑作人情小説第六巻。

⑦さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや

夏の暑い盛り、往来を歩いていた只次郎は、いきなり倒れた少女を介抱した。
少女の名は、お花。瘦せた体と歳に似あわぬ拙い言葉に、只次郎は虐待を疑うが……。
少女を救うため、奔走する只次郎。一方、結ばれたはずのお妙との仲は、どこかぎこちなくて⁉
やがて、ついにお妙の両親と良人を殺した黒幕と対峙することに……!
只次郎とお妙は過去と今の苦難を乗り越え、幸せを摑むことはできるのか。
温かい林檎煮、納豆、赤鱏の刺身に、心温まる鰹茶漬け。
彩り豊かな料理が心を救う、傑作人情時代小説、最終巻!

⑧すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや

「それは、そのうちね」お妙がにっこり笑う。
お花が「料理を教えて」というと、お妙はきまってそう有耶無耶にしてしまうのだ。
養い子のお花は、引き取ってくれた只次郎とお妙の役に立ちたいだけなのに──。
一方、かつてお妙と只次郎の世話になった薬問屋「俵屋」の小僧・熊吉は十八歳になり、手代へと昇進していた。
出世頭には違いないが、小僧とは距離ができ、年嵩には疎まれ、心労で胃が痛む……。
蕗の薹の芥子和え、タラの芽の天麩羅、ホクホク枸杞飯、そしてふわふわの鰻づくし!
彩り豊かな料理と共に、若い二人の成長を瑞々しく描く傑作人情時代小説、新装開店です!

 

続編小説
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