「オリンポスの咎人」シリーズ読む順番は?
ジーナショウォルターさんの小説「オリンポスの咎人」シリーズ読む順番まとめ。
①オリンポスの咎人 マドックス
②オリンポスの咎人 Ⅱ ルシアン
③オリンポスの咎人 Ⅲ レイエス
④オリンポスの咎人 サビン
⑤オリンポスの咎人 アーロン
⑥オリンポスの咎人 ギデオン
⑦オリンポスの咎人 アムン
⑧オリンポスの咎人 ストライダー
⑨オリンポスの咎人 パリス
翻訳版は現在9巻まで刊行されています。
最新刊は「オリンポスの咎人 パリス」。
「オリンポスの咎人」シリーズあらすじは?
①オリンポスの咎人 マドックス
かつてギリシャの神々に仕えた暗黒の戦士たちは、パンドラの箱を開けたために神の怒りを買い、世に解き放たれた悪魔をそれぞれの心に閉じ込める罰を与えられた。ある者は“死”、ある者は“苦痛”というように。内なる魔物と闘い続けて数千年がたったある日、城を構える森に不審な侵入者が現れ、“暴力”を宿すマドックスは排除に向かう。魅惑的な女は戦士の宿敵“ハンター”に違いない。ところが予想外にも助けを求められ、マドックスは罠と疑いながらも欲望に屈して城へ連れ帰った。始末するのは女の体を味わい尽くしてからにしよう、と。
②オリンポスの咎人 Ⅱ ルシアン
③オリンポスの咎人 Ⅲ レイエス
神に命を狙われた女は、逃れられない宿命と愛を背負い……。新展開! 一瞬も目が離せない緊迫のシリーズ第3弾。天使のような、悪魔のような甘いささやきが聞こえて目を覚ますと、ダニカは見知らぬベッドに横たわっていた。見張っているのはレイエス。数カ月前にも自分をさらった男だ。ダニカが猛然と殴りかかると揉み合いになり、気づくと怒りは欲望に変わっていた。以前囚われの身となったときから、憎むべきはずのこの男に惹かれ、忘れられずにいたのだ。だが衝動に屈してレイエスを求めるのは危険だ。彼は屈強な戦士であり、災いを引き起こす悪魔なのだ。そしてダニカは悪魔を倒す“ハンター”のスパイとして、ここに潜入したのだから。
④オリンポスの咎人 サビン
⑤オリンポスの咎人 アーロン
「アーロン、お願い、助けて」傷ついた体でようやくブダペストの古城に辿り着いたオリヴィアはアーロンの姿を認めて安堵した。この1カ月、彼を陰で見つめていた天使の彼女は、掟を破ったアーロンの命を奪えという神の命令に背いたために、翼をもがれて地上に堕とされたのだ。仲間を何よりも大切にする愛情深い彼に憧れ、自分もあんなふうに愛されたいと願ったばかりに。だが、アーロンはやさしさを見せるどころか冷酷なまなざしを向け、彼女を追い払おうとする。何もかも失ったオリヴィアには、もうアーロンしかいないのに……。
⑥オリンポスの咎人 ギデオン
⑦オリンポスの咎人 アムン
アムンは体内に取り込まれた無数の魔物の声に正気を失いかけていた。他人の“秘密”をのぞく力を持つ彼は数週間前、仲間を助けるために地獄に赴き、邪悪な思考を取り込みすぎたのだ。その重荷を仲間に背負わせぬよう、彼は固く口を閉ざして一人苦痛に耐え続けている。ところがそこへ、謎めいた金髪の女が現れたとたん、悪しき声が静まり返った。アムンは安らぎを与えてくれた彼女に強い結びつきを感じるが、彼女の頭から飛び込んできた秘密に恐怖をおぼえる。そんなことがありうるだろうか? 彼女がかつて仲間を殺した敵だとは。
⑧オリンポスの咎人 ストライダー
最強の種族に生まれたカイアは大胆不敵な女だと思われているが、秀でた姉や可憐な双子の妹に比べられて育ち、自分に自信を持てずにいる。そんな彼女が惹かれているのは暗黒の戦士ストライダー。カイアは強気な振る舞いで傷つきやすい心をひた隠し、ゴージャスでセクシーな彼を一途に想い続けてきた。だがストライダーは“征服”の魔物を宿し、どんな勝負でも負ければ激痛に苦しめられるため、戦士たちよりも強い彼女に見向きもしない。ついには拒絶の言葉を告げられ、カイアは涙をこらえた。彼のためならなんだってするのに……。
⑨オリンポスの咎人 パリス
どんな女も魅了する美貌の戦士パリスは、神に残酷な呪いをかけられている。生きるために毎夜誰かと寝なければならないが、同じ相手とは二度とベッドをともにできないのだ。だが1年ほど前、パリスは初めてひとりの女にもう一度欲望をおぼえた。彼を騙して近づき、牢獄に閉じ込めた忌々しい敵――シエナに。ところがパリスが逃亡を企てたときにシエナは目の前で殺され、以来、彼は酒に溺れる毎日を過ごしていた。そんなときシエナが天界に囚われていると知り、パリスは救出に向かう。憎みながらも彼女を求めずにはいられなくて。