今野敏「隠蔽捜査」シリーズ読む順番【一夜】

スポンサーリンク

隠蔽捜査シリーズ読む順番は?

今野敏さんの小説「隠蔽捜査」シリーズ読む順番まとめ。

隠蔽捜査シリーズ読む順番
①隠蔽捜査
②果断 隠蔽捜査2
③疑心 隠蔽捜査3
④初陣 隠蔽捜査3.5
⑤転迷 隠蔽捜査4
⑥宰領 隠蔽捜査5
⑦自覚 隠蔽捜査5.5
⑧去就 隠蔽捜査6
⑨棲月 隠蔽捜査7
⑩清明 隠蔽捜査8
⑪探花 隠蔽捜査9
⑫審議官 隠蔽捜査9.5
⑬一夜 隠蔽捜査10

『初陣 隠蔽捜査3.5』『自覚 隠蔽捜査5.5』『審議官 隠蔽捜査9.5』はスピンオフ作品です。

最新刊は『一夜 隠蔽捜査10 』。

単行本が2024年1月17日発売。

隠蔽捜査シリーズあらすじは?

① 隠蔽捜査

竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。保身に走る上層部、上からの命令に苦慮する現場指揮官、混乱する捜査本部。孤立無援の男は、組織の威信を守ることができるのか?

② 果断 隠蔽捜査2

長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。異例ながら、彼は自ら指揮を執った。そして、この事案は解決したはずだったが――。

③ 疑心 隠蔽捜査3

アメリカ大統領の訪日が決定。大森署署長・竜崎伸也警視長は、羽田空港を含む第二方面警備本部本部長に抜擢された。やがて日本人がテロを企図しているという情報が入り、その双肩にさらなる重責がのしかかる。米シークレットサービスとの摩擦。そして、臨時に補佐を務める美しい女性キャリア・畠山美奈子へ抱いてしまった狂おしい恋心。竜崎は、この難局をいかにして乗り切るのか?

④ 初陣 隠蔽捜査3.5

警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。

⑤ 転迷 隠蔽捜査4

大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。外務省職員の他殺体が近隣署管内で見つかり、担当区域では悪質なひき逃げ事件が発生したのだ。さらには海外で娘の恋人の安否が気遣われる航空事故が起き、覚醒剤捜査をめぐって、厚労省の麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。

⑥ 宰領 隠蔽捜査5

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた!

⑦ 自覚 隠蔽捜査5.5

畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚(キャリア)、大森署署長竜崎伸也だった――。

⑧ 去就 隠蔽捜査6

大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。だが、ノンキャリアの弓削(ゆげ)方面本部長が何かと横槍を入れてくる。やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。

⑨ 棲月 隠蔽捜査7

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。見え隠れする謎めいた〝敵〟。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。

⑩ 清明 隠蔽捜査8

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任早々、県境で死体遺棄事件が発生、警視庁の面々と再会するが、どこかやりにくさを感じる。さらに被害者は中国人と判明、公安と中国という巨大な壁が立ちはだかる。一方、妻の冴子が交通事故を起こしたという一報が入り……。

⑪探花 隠蔽捜査9

信念のキャリア・竜崎に、入庁試験トップの新ライバルが出現!? 「俺は、ただの官僚じゃない。警察官僚だ」次々と降りかかる外圧に立ち向かう、人気シリーズ第9弾!
神奈川県警刑事部長となった竜崎のもとに現れた、同期入庁試験トップの八島という男。福岡県警から赴任してきた彼には、黒い噂がつきまとっていた。さらに横須賀で殺人事件が発生、米海軍の犯罪捜査局から特別捜査官が派遣されることに――。次々と降りかかる外圧に、竜崎は警察官僚としての信念を貫けるのか。

⑫審議官 隠蔽捜査9.5

シリーズ累計300万部突破! 信念の警察官僚(キャリア)・竜崎伸也が活躍する大人気警察小説、待望のスピンオフ短編集。

米軍から特別捜査官を迎えた件で、警察庁長官官房に呼び出された竜崎伸也。審議官からの追及に、竜崎が取った行動とは――(表題作)。
キャリアへの反発心を隠さないベテラン捜査員。手続きばかり面倒な捜査本部立ち上げに抗議しようとするも、新任の竜崎刑事部長はこれまでのキャリアとは一味違うようで……(「専門官」)。

どんな時も原理原則を貫くキャリア・竜崎伸也の周囲で日々まき起こる、本編では描かれなかった9つの物語。
家族や大森署、神奈川県警の面々など名脇役たちも活躍する、大人気シリーズ待望のスピンオフ短編集。
本書のための特別書き下ろし短編も収録!

⑬一夜 隠蔽捜査10

著名作家の誘拐事件が発生。竜崎伸也、ミステリ作家とタッグを組み捜査に挑む!

神奈川県警刑事部長・竜崎伸也のもとに、著名な小説家・北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込む。
犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリ作家・梅林の助言も得ながら捜査に挑むことに。
劇場型犯罪の裏に隠された、悲劇の夜の真相とは――。
累計330万部突破の大人気シリーズ、記念すべき第10弾!