私立探偵フィリップ・マーロウ読む順番は?
①大いなる眠り(レイモンド・チャンドラー著)
②おそらくは夢を(ロバート・B. パーカー著)
③さらば愛しき女よ(レイモンド・チャンドラー著)
④高い窓(レイモンド・チャンドラー著)
⑤湖中の女(レイモンド・チャンドラー著)
⑥かわいい女(レイモンド・チャンドラー著)
⑦長いお別れ(レイモンド・チャンドラー著)
⑧黒い瞳のブロンド(ベンジャミン ブラック著)
⑨プレイバック(レイモンド・チャンドラー著)
⑩プードル・スプリングス物語(ロバート・B・パーカー)
⑪ただの眠りを(ローレンス オズボーン著)
私立探偵フィリップ・マーロウあらすじは?
①大いなる眠り(レイモンド・チャンドラー著)
私立探偵フィリップ・マーロウ。三十三歳。独身。命令への不服従にはいささか実績のある男。ある午後、彼は資産家の将軍に呼び出された。将軍は娘が賭場で作った借金をネタに強請られているという。解決を約束したマーロウは、犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めた。表看板とは別にいかがわしい商売が営まれているようだ。やがて男の住処を突き止めるが、周辺を探るうちに三発の銃声が……。シリーズ第一作の新訳版
②おそらくは夢を(ロバート・B. パーカー著)
私立探偵のフィリップ・マーロウは、スターンウッド家の執事ノリスからの失踪人捜索の依頼を受けて、その邸を再び訪れる。当主であった将軍はすでに亡く、長女ヴィヴィアンは妹のカーメンをサナトリウムに入院させていたが、精神を病んでいる彼女が突然に姿を消したのだ。だが、行方を追い始めたマーロウの前に、巨大な権力がたちはだかる。ハードボイルドの巨匠が贈る、『大いなる眠り』の続編にして、チャンドラーの未完の遺作を完成させた『プードル・スプリングス物語』につづく〈パーカー版フィリップ・マーロウ〉第2弾。
③さらば愛しき女よ(レイモンド・チャンドラー著)
前科者大鹿マロイは、出所したその足で以前別れた女を捜し始めたが、またもや殺人を犯してしまった。たまたま居合せた私立探偵マーロウは、警察に調べられる。その後彼はある事件を依頼された……。全篇に流れるリリシズムとスリルと非情な眼は、既に探偵小説の域を超え独自の世界を創り上げている。
④高い窓(レイモンド・チャンドラー著)
家宝の古金貨が家から持ち出された。犯人は息子の嫁かもしれない。取り戻してほしい――裕福な老婦人の依頼で、マーロウは金貨の行方を追った。だが、その先々に次々と現れる死体。そして事件の意外な様相と過去の出来事がやがて浮かび上がってくる。清冽な叙情と文体で描かれたハードボイルド小説の名作。
⑤湖中の女(レイモンド・チャンドラー著)
湖面に浮かび上がってきたのは、目もなく口もなく、ただ灰色のかたまりと化した女の死体だった——マーロウは一カ月前に姿を消した化粧品会社社長の妻の行方を追っていた。メキシコで結婚するとの電報があったが、情夫は否定した。そこで湖の別荘へやってきたのだが……独得の抒情と乾いた文体で描く異色大作。
⑥かわいい女(レイモンド・チャンドラー著)
かわいい娘が二十ドルを差し出して、マーロウの援助を求めて来た。娘の中にある奇妙ないつわりの態度に興味を抱き、マーロウは事件をひきうけた。舞台は映画王国ハリウッド。街の顔役、ギャング、映画女優、愛欲物欲が錯綜し、マーロウの行く先に、死体と拳銃の雨が降る! 正統派ハードボイルドの神髄はこの一作にある!
⑦長いお別れ(レイモンド・チャンドラー著)
私立探偵フィリップ・マーロウは、ふとした友情から見も知らぬ酔漢テリーを二度も救ってやった。そして彼はテリーの殺害容疑を晴らす為に三たび立ち上るのだった! ハードボイルド派の王座を占めるチャンドラーが五年間の沈黙を破り発表した畢生の傑作、一九五四年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作
⑧黒い瞳のブロンド(ベンジャミン ブラック著)
私立探偵フィリップ・マーロウのオフィスを一人の優美な女が訪れた。その名はクレア。髪はブロンドだが、瞳は黒色という珍しい取り合わせだ。香水会社を営む裕福な一族の出だという彼女は、突然姿を消したかつての愛人を探して欲しいと依頼する。マーロウは、なぜ自分にと訝りながらも、この美しい女の依頼を受けて調査を始めた。それが忘れがたい過去と再び向き合う契機になるとは知らず……。英文学最高峰のブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが別名義で挑んだ、チャンドラー『ロング・グッドバイ』の公認続篇!
⑨プレイバック(レイモンド・チャンドラー著)
女の尾行を依頼されたマーロウは、ロサンジェルス駅に着いた列車の中にその女の姿を見つけた。だが、駅構内で派手な服装の男と言葉を交すや女の態度は一変した。明らかに女は脅迫されているらしい。男は影のように女について回った。そして二人を追うマーロウを待つ一つの死とは。多くの謎を秘めた問題の遺作。
⑩プードル・スプリングス物語(ロバート・B・パーカー)
⑪ただの眠りを(ローレンス オズボーン著)
フィリップ・マーロウも72歳。探偵はとっくに引退、ホテルのテラスでマルガリータを飲み、カードを楽しむ日々を送っている。保険屋を名乗る怪しげな男たちの依頼で十年ぶりに仕事に復帰するが、なぜ今になって彼に仕事が……。新鋭が描く、1988年のマーロウ譚
私立探偵フィリップ・マーロウ最新刊は?
フィリップ・マーロウシリーズ最新作として「ただの眠りを」(ローレンス・オズボーン著)が2020年に発売されています。
アメリカ合衆国の作家であるレイモンド・チャンドラーによって描かれたオリジナルシリーズは合計で7冊あります。
チャンドラー没後は、生前の遺稿から生まれたプードル・スプリングス物語を皮切りに別作家による続編が発売されています。
私立探偵フィリップ・マーロウとは?
私立探偵フィリップ・マーロウはハードボイルド探偵小説。
地方検事局の捜査官であったフィリップが命令違反で免職になります。
そこで、ロサンゼルスで私立探偵として開業することになり物語が始まります。