葉室麟「蜩ノ記」羽根藩シリーズ文庫本読む順番

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「蜩ノ記」羽根藩シリーズ読む順番は?

葉室麟さんの小説羽根藩シリーズ文庫本読む順番まとめ。

羽根藩シリーズ文庫本読む順番
①蜩ノ記
②潮鳴り
③春雷
④秋霜
⑤草笛物語
以上、刊行順に読む順番を並べました。

「蜩ノ記」羽根藩シリーズあらすじは?

①蜩ノ記

命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか―。幽閉中の武士・戸田秋谷の気高く凄絶な覚悟と矜持を、九州豊後の穏やかな山間の風景の中に謳い上げる感涙の時代小説!

②潮鳴り

生きることが、それがしの覚悟でござる――。俊英と謳われた豊後・羽根藩(うねはん)の伊吹櫂蔵(いぶきかいぞう)は、狷介さゆえに役目をしくじりお役御免、今や〈襤褸蔵〉(ぼろぞう)と呼ばれる無頼暮らし。ある日、家督を譲った弟が切腹。遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。前日、何事かを伝えにきた弟を無下に追い返していた櫂蔵は、死の際まで己を苛む。直後、なぜか藩から弟と同じ新田開発奉行並として出仕を促された櫂蔵は、弟の無念を晴らすべく城に上がる決意を固める……。落ちた花を再び咲かすことはできるのか?

③春雷

鬼隼人、許すまじ――怨嗟渦巻く豊後・羽根藩。新参の多聞隼人が“覚悟”を秘し、藩主・三浦兼清を名君と成すため、苛烈な改革を断行していた。そんな中、一揆を招きかねない黒菱沼干拓の命を、家老就任を条件に隼人は受諾。大庄屋の〈人食い〉七右衛門、学者の〈大蛇〉臥雲を召集、難工事に着手する。だが城中では、反隼人派の策謀が蠢き始めていた……。

④秋霜

一揆から三年、豊後羽根藩の欅屋敷で孤児を見守り平穏に暮らす楓の許を、謎の男・草薙小平太が訪れる。彼には楓の元夫で、大功を挙げた後、藩主・三浦兼清の旧悪を難じ上意討ちに遭った前家老・多聞隼人と因縁があった。だが、楓と出会った刹那、小平太の中に一つの想いが芽生える。やがて兼清の罪を断じ羽根藩の改易を目論む幕府の巡見使来羽の時が迫る中、旧悪を知る楓たちには藩の魔の手が……。

⑤草笛物語

羽根藩江戸屋敷に暮らす少年赤座颯太は、両親が他界して帰国、伯父水上岳堂の親友で薬草園番人の、壇野庄三郎に託される。国許では、藩の家督を巡り、世子鍋千代を推す中老戸田順右衛門と、御一門の三浦左近を推す一派が対立。やがて藩主吉通となった鍋千代が国入りし、颯太は陰謀渦巻く城に出仕するが……。

「蜩ノ記」羽根藩シリーズ最新刊は?

羽根藩シリーズ最新刊は「草笛物語」。

「草笛物語」は「蜩ノ記」から16年が絶った羽根藩を描いた作品。

文庫版は2020年9月に発売されています。

「蜩ノ記」羽根藩シリーズについて

羽根藩シリーズは葉室麟さんの「蜩ノ記」から始まる時代小説のシリーズ。

「蜩ノ記」は第146回直木賞受賞作品。

2014年に映画化されています。