柴田よしき「お勝手のあん」シリーズ読む順番【あらたなる日々】

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お勝手のあんシリーズ読む順番は?

柴田よしきさんの小説『お勝手のあん』シリーズ読む順番まとめ。

お勝手のあんシリーズ読む順番
①お勝手のあん
②あんの青春 春を待つころ お勝手のあん
③あんの青春 若葉の季 お勝手のあん
④あんのまごころ お勝手のあん
⑤あんの夢 お勝手のあん
⑥あんの信じるもの お勝手のあん
⑦あんの明日 お勝手のあん
⑧あんとほうき星 お勝手のあん
⑨別れの季節 お勝手のあん
⑩あらたなる日々 お勝手のあん

最新刊は『あらたなる日々 お勝手のあん』。

2024年9月3日発売。

お勝手のあんシリーズあらすじは?

①お勝手のあん

品川宿の老舗宿屋「紅屋」を営む吉次郎は、二年ぶりの長旅から、見知らぬ女童を連れ帰ってきた。
吉次郎は、女童・おやすの類まれな嗅覚の才に気づき、「紅屋」のお勝手女中見習いとして引き取ることに──。
拾って貰った幸運をかみしめ、ゆるされるなら一生ここにいたいと、懸命に働くおやす。
研究熱心な料理人・政一と、厳しくとも優しい女中頭・おしげのもと、
年下の奉公人・勘平、「百足屋」のお嬢さま・お小夜とともに日々を過ごすなかで、
人間として、女性として、料理人として成長していく。
柴田よしき、初の時代小説シリーズ第一弾!

②あんの青春 春を待つころ お勝手のあん

安政二年。江戸の大地震からふた月が過ぎ、品川宿の宿屋「紅屋」もようやく落ち着きを取り戻しつつある。
台所付きの女中見習い・おやすは、正式に女中となれる日を夢見つつ、充実した毎日を送っていた。
そんなある日、おやすはおつかいに行った団子屋で、武家の生まれらしきお嬢様・おあつと出会う。
おやすは、おあつが自分には想像もできない世界の人だ、という気がしていて──。
人として、女性として、女料理人として成長していく、時代小説版「赤毛のアン」、シリーズ第二弾。

③あんの青春 若葉の季 お勝手のあん

昨年の大地震が残した爪痕も、ようやく幾らか薄れてきたように思えた頃。
品川宿の宿屋「紅屋」では、おやすが見習いから、
台所付きの女中として正式に雇われることとなり、わずかばかりだが給金ももらえることになった。
「百足屋」のお嬢さま・お小夜が嫁ぎ、おあつから別れの手紙を受け取るなど、
寂しくもなるおやすだが、心配していた勘平の消息を聞き、
「むら咲」の女料理人・おみねから出された謎も考えながら、充実した日々を送っていく──。
時代小説版「赤毛のアン」、大好評シリーズ第三弾。

④あんのまごころ お勝手のあん

品川宿の宿屋「紅屋」では、おやすが見習いから、台所付きの女中として正式に雇われることとなり、
わずかばかりだがお給金ももらえるようになった。
最近は煮物も教えてもらえるようになり、また「十草屋」に嫁いだ仲良しのお小夜さまが、
みずから料理して旦那さまに食べてもらえる献立など、毎日料理のことを考えている。
そんななか、おしげさんからおちよの腹にやや子がいることを聞いていたおやすは、日に日に元気がなくなっていくおちよの本音に気づきはじめて──。
大好評「お勝手のあん」シリーズ、待望の第四弾!

⑤あんの夢 お勝手のあん

安政の大地震から一年も経たず、颶風の高波に品川の街は呑みこまれてしまった。
品川宿の宿屋「紅屋」も、かろうじて建ってはいたが、一階はすべて水に浸かり、
二階は強風で屋根も壁も壊れて使い物にならなかった……。
紅屋は建て替えのため二ヶ月の休業が決まり、
その間、やすは政さんの親戚であるおくまさんから紹介された深川の煮売屋へ、年内いっぱい料理修業にでることに──。
大好評「お勝手のあん」シリーズ、待望の第五弾!

⑥あんの信じるもの お勝手のあん

颶風の被害から建て替えられた「紅屋」は、お勝手も新しくなった上に、やすのための部屋も作られた。
そしてお勝手で働く新しい小僧として、とめ吉が加わった。
料理人としての立場に緊張しながら、やすは期待に胸を膨らませつつ、お小夜さまと清兵衛さまに工夫を凝らした料理を考える。
しかし順調に見えた「紅屋」に対する何者かの嫌がらせがとめ吉を襲う。
一方、江戸で知り合った山路一郎とやすとの関わりにも新たな進展が……。
大好評お勝手のあんシリーズ第六弾!

⑦あんの明日 お勝手のあん

一人前の料理人として歩み始めたおやす。
彼女の前には見慣れぬ食材への挑戦、調理場での出会いなど新しい出来事が次々と起こっていく。
そんな日々の中、料理に興味を持ち始め歩み出したとめ吉と二人で考え出した料理は紅屋の新たな名物となってゆく。
一方、とめ吉に嫌がらせをした男がお縄になったことで、おやすは若女将であるおゆうから、相模屋の女郎・桔梗との意外な秘密を聞かされる。
そして山路一郎から想いを告げられ、おやすは一つの決心を固めるのだが……。
大好評お勝手のあんシリーズ第七弾!

⑧あんとほうき星 お勝手のあん

紅屋から平蔵が去ったことで、安政五年はおやすにとって忙しい日々が続く年となった。
品川に腕の良い女料理人がいるとの噂が広まっていく中で、御殿山の宴に出した、おやすが考案した花見弁当は江戸中の話題となる。
そんな多忙な中、おやすは、かつて紅屋で小僧として働いていたが、武家に養子入りして立派な若侍姿となった勘平との再会を果たしていた。
思わぬ嬉しさに心満たされる一方、疫病が江戸に蔓延し始めて品川にも影を落とし、とめ吉も病に倒れてしまう……。
待望のシリーズ第八弾!

⑨別れの季節 お勝手のあん

政一が献立帖作りに取り掛かり始めた。おやすの絵も使われて、紅屋の記録になるという。
料理の道に邁進する日々。そうして正月も過ぎた折、お小夜から文が届く。
里帰りをするのだが、その時におやすと人知れずに会いたいという。
息子が病弱で苦労していると聞いていたおやすは不安を覚え……。
開国をしたことで外つ国の話題が多くなり、料理人として新しい料理がもたらされることに胸躍りながらも、戊午の大獄は世相に暗い影を落とし、次第におやすの運命にも関わるようになってくる。
待望のシリーズ第九弾!

⑩あらたなる日々 お勝手のあん

ご大老である井伊さまについての不穏な噂が流れる三月の春、おやすは奉公人ではなく料理人として紅屋に雇われる身となった。
住み込みからおしげが暮らす長屋への引っ越しで始まった新しい日々は、何もかもが初めてで戸惑いを隠せない。
そんな折、大旦那さまのご隠居祝いの宴で、おやすの料理人としてのお披露目を行うための準備も佳境に入る。
政一の手助けなく一人で料理の献立を考える最中、大旦那さまはおやすの腕を示すため、招待したお客にある趣向を準備するのだが……。
暗くなる時代の中で、料理人として精一杯生きる女性を描く大好評シリーズ、第十弾!

 

続編小説
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